病児保育室だより 12月
寒い日が続くようになり、冬本番となりましたね。
病児保育室も冬支度をしました。
厚手のパズルマットなので床で遊んだり、ゴロゴロしてもあったかい(#^^#)
さて、今回はお子さんへのお薬の飲ませ方についてお伝えします。病児保育をご利用くださる保護者の方から「なかなかお薬を飲んでくれません…」というお悩みを聞きます。特に粉薬はお子さんにとっては苦手で苦戦しますよね。
そこで病児保育での粉薬の飲ませ方や工夫していることをご紹介します。
方法①水に溶いて飲ませる時は、水の量は一口か二口で飲めるくらいの量にします。そして、スプーンやスポイト、ニップルなどに入れて飲ませています。
方法②薬を少量の水で練って飲ませる際は、ペースト状になった薬を指でお子さんの頬の内側(奥歯の方)につけます。つけたら、水や湯冷ましを飲ませましょう。
方法③ゼリーオブラートを使う際は、薬を包むようにゼリーで挟んで口に入れます。※この時、ゼリーと薬をかき混ぜてしまうとかえって苦みが広がり、逆効果になってしまうので気をつけましょう。
粉薬を溶くときは、水か湯冷ましが原則ですが、どうしても嫌がる時は少量のジュースに溶かすか、アイスクリーム・ヨーグルト・プリンなど好きなもので味の濃いものに包んで飲ませるのも方法の一つです。ただし、ミルクや生ジュース、グレープフルーツジュースは避けましょう。特にミルクは、ミルクの味が変わり、ミルク嫌いになってしまう可能性があるため薬を飲んだ後においしいミルクを飲ませてあげましょう。
また、なるべく1回で飲ませようと複数の薬(粉薬と水薬など)を混ぜてしまうと飲み合わせが悪くなってしまうこともあるので注意しましょう。
お子さんが頑張ってお薬を飲めた時はたくさん褒めてあげて、「飲めた!」「次も飲んでみよう!」という気持ちが育つようにしていきたいですね!