病児保育室たより

病児保育室だより 令和5年度10月

澄み切った青空が広がり、コスモスが美しく咲くころとなりました。日中は暖かく過ごしやすいですが、朝夕は風が冷たく衣服の調整も難しいですね…。汗をかいたらしっかり拭いたり着替えたりして、身体を冷やさないように気を付けましょう。

今月の病児保育室は風邪の子ども達からインフルエンザやアデノウイルス等の感染症にかかった子どもたちまで様々で、各園でいろいろなものが流行っているように感じました。

熱はなくても鼻水や咳が多く、季節の変わり目で喘息の症状が出て息苦しそうにする子ども達も多いです。

そんな時、病児保育室ではクリニックと協力して血中酸素濃度を測って、必要があれば吸入をしたり、午睡時も掛け布団を折り重ねて敷布団の下に入れ、上半身を高くし横向きにすることで呼吸が楽な姿勢で眠れるように援助したりします。

給食も普通食と病児食が選べますが、口腔内に痛みがある場合は、給食の温度を調節したり、細かく刻んだり、小さなおにぎりを作るなど、個々の調子に合わせて対応しています。年中さんや年長さんも病児室ではちょっと甘えて食べさせてもらったり…なんてこともあります(#^^#)

普通の園や学校のように外で元気に遊ぶことはできませんが、室内でゆっくり、じっくり好きな玩具で遊んだり、みんなで製作をしたり、疲れたら布団でゴロゴロしたり…それぞれのペースでゆったりと過ごしています。

健康で元気が一番ですが、体調が悪い時も園と同じように安心して過ごし、子ども達が早く元気になれるようにスタッフみんなでサポートします!