病児保育室だより 1月
12月~2月は感染性胃腸炎が流行りやすい時期です。先月からノロウイルス感染症や嘔吐、下痢、腹痛などの症状で病児保育を利用されるお子さんが増えました。お子さんから保護者の方も感染してしまった、ということもよく聞きます。お子さんの嘔吐や下痢の処理は特に注意が必要です。
今月は、嘔吐処理の仕方についてお伝えします。
嘔吐処理の仕方
※洗浄・消毒を行う際は…使い捨てのマスク・手袋・エプロンとメガネを着用してから行うことをお勧めします。
①吐物は新聞紙で覆い、塩素系漂白剤を薄めた水を上からかけてかた、集めてビニール袋へ。
②汚れた部分をもう一度塩素系漂白剤を薄めた水を使って拭く。
③換気を30分ほど行う。
汚れた衣服の洗浄
①塩素系漂白剤を既定の濃度で薄めた水の中に、衣服を静かに入れ、30分以上つけおきします。
②消毒が出来たら、水で軽く流し、洗濯機で洗っても大丈夫です。(他の洗濯物とは分けてください。)
③洗浄の際に水が跳ねたり汚れたりした場所も塩素系漂白剤で消毒を行ってください。
※洗浄・消毒後は、使ったマスク・手袋・エプロンをビニール袋へ入れ、しっかりと締めて破棄してください。その後、速やかに手洗い・うがいを行いましょう。