病児保育室だより 令和8年度8月
夏空がまぶしい季節となりました。連日の暑さで知らず知らずのうちに体に疲れがたまりやすい時期です。今月は「熱中症」についてお伝えします。ご家庭での体調管理の参考になれば幸いです。
子どもたちは身長が低いため、大人に比べて地面からの照り返しを受けやすく、体温や汗の調節機能が未熟なため、熱中症にかかりやすいといわれています。子どもの熱中症予防の方法と症状への対応方法をお知らせします。

予防方法
➀こまめに水分補給をする。
子どもは体の水分量が多い反面、汗をかきやすく脱水になりやすい特徴があります。喉が渇いたと感じる前から少しずつ塩分と水分を補給することが大切です。紅茶や緑茶は利尿作用があるため、予防には向きません。外遊びの前後や入浴後、起床時なども忘れずに補給していきましょう。
※子どもの傾向として、ストロータイプの水筒は口に入っていく量が少なく、少ししか飲んでいなくても飲んだ気になってしまいます。しっかり水分を摂らせたい時は、コップ飲みや直飲みの水筒の方が量は摂れます。
➁汗をかいたら着替える
汗をかいたままの衣服は体力を消耗しやすく、不快感から体調を崩す原因にもなります。汗をかいたら早めに着替えたり、吸湿性・通気性の良い衣服を選び、気温と体温に合わせて衣類を調節したりしていきましょう。また、外出時には必ず帽子をかぶりましょう。
③外遊びの時間を工夫する
気温が高くなる日中(10~14時)は熱中症のリスクが高まります。外遊びは比較的涼しい朝や夕方に行い、日陰で休息を挟むなど、暑さ対策を心がけていきましょう。
④子どもの異変に気付く
顔が赤いまたは顔面蒼白、ひどく汗をかいている、皮膚が冷たい、腹痛・吐き気・嘔吐・目めまいなど軽症の時点で、体調の変化に気づけるようにしましょう。
⑤エアコンや扇風機を上手に活用する
「室内だから大丈夫」と思われがちですが、熱中症は室内でも起こります。常にクーラーが効いた場所で過ごしていると、体が暑さに慣れません。室内でも適度に運動し、汗をかくことも必要です。室温の目安は28℃以下、湿度は60%程度を意識し、エアコンや扇風機等を上手く活用して快適な環境を保ちましょう。
⑥十分な睡眠と朝食をとる
寝不足や朝食抜きは体力や水分・塩分不足につながり、熱中症になりやすくなります。規則正しい生活を心がけ、朝食をしっかり食べて一日をスタートできるようにしていきましょう。



