病児保育室だより 令和5年度8月
今年はコロナも第5類になり、前年度までとは違い色々な夏の行事を楽しめたのではないでしょうか。
熱中症警報が毎日のように放送されますが子供達は汗をかきながら元気いっぱい遊んでいます。こまめな水分補給・塩分も考慮した食事、休息をとり、更衣など体力面・衛生面にも気をつけながらこの夏を元気に乗り越えたいものです。
7~8月の病児保育室はインフルエンザや咽頭炎・アデノウイルスの利用がとても多かったように感じます。
インフルエンザは兄弟姉妹で利用される方も多く、お迎え時に「次から次に子供達がインフルになり仕事を長く休んでいたので本当に助かりました」などのお言葉を聞くと、私たちにもこうやってお母様方のお役にたてているんだな。と改めて病児保育室のありかたについて考えさせられました。
今月は「暑さに負けない身体づくり・No!夏バテ」のお話をしたいと思います。
夏休みは生活リズムも乱れがちになります。規則正しい生活ができないと体調を崩しやすくなるのでお休み中でも早寝・早起き、3度の食事を心がけ生活しましょう。
また、暑いからといって1日中クーラーのきいた部屋で過ごしていると、外出時やいざ夏休みが終わり新学期を迎えるころには猛暑に耐えられない身体となってしまいますので、朝の涼しい時間などを利用して外で身体を動かしたりしましょう。
特に子供達は身長が低いのでアスファルトからの照り返しを非常にうけやすいので、外出時は帽子をかぶり飲み物やタオル・着替えを準備してお出かけしましょう。
➀水分補給
大量に汗をかくと脱水症状を引き起こし熱中症の原因になります。塩分やイオンが含まれるものなど飲水しましょう。
→糖分がたくさん使われている飲料水は摂りすぎると食欲が落ち体力低下にもつながると考えられますのでとりすぎに注意しましょう。
➁皮膚の清潔
こまめに汗を拭いたりシャワーを浴びたりして皮膚を清潔に保ちましょう。
→汗疹や虫さされも多い時期です。無意識に掻いたりすることも多く悪化するととびひになったりもしますの日頃から爪のお手入れをしておきましょう。
➂紫外線対策
外出時は帽子をかぶり身体・皮膚に合った日焼け止めを塗るなどして出かけましょう。
→ベタベタを嫌がったり、日焼け止め使用に抵抗がある方は脱ぎ着のしやすい薄手の長袖シャツなども便利ですね。
➃エアコンを上手につかう
室内でも高温・多湿の条件がそろえば熱中症にはなります。なるべく屋外との温度差が大きくならないように利用しましょう。
→室温:25~28℃ 湿度:50~60%が理想です。屋外に駐車していた車中はとても暑いです。まず子供を乗車させる前にクーラーをいれて快適空間になっていると良いですね。
まだまだ暑い日が続きそうな陽気ですね。熱中症・夏バテに気をつけ、新学期をお迎えください。