病児保育室だより 令和4年度5月
五月晴れのいい天気が続き、外で遊ぶ子どもたちはとても楽しそうです。
気温も徐々に上がり、夏のような暑さを感じることもあります。まだ、暑さに体が慣れていませんので、のどが渇いてい
なくても早めに水分補給をして、熱中症対策することをお勧めします。
さて、4月は感冒性の胃腸炎やアデノウイルス感染症で病児保育利用をする子どもさんが多かったです。春から夏にかけては、アデノウイルス感染症のほかに手足口病やヘルパンギーナなどの感染症が流行しやすくなります。園や学校での発症状況を確認しながら、感染予防をしましょう!
「手足口病」って?
(症状)
■手の平や足の裏、口の中に小さな水ぶくれができます。お尻や膝にできることもあります。
■痛みやかゆみが出ることもあります。
■口の中の痛みで食事をとりたがらなくなることがあります。
■治ってから1カ月ほど経ってから爪が割れたり、はがれたり、指の皮が向けたりすることもあります。
■原因のウイルスが複数あるため、何度もかかることがあります。
「ヘルパンギーナ」って?
(症状)
■ウイルス性の夏風邪の一種です。
■38~40度の高熱が2,3日続きます。
■喉の奥が赤くなり、小さな水疱や潰瘍がみられます。喉の痛みで水分や食事がとれなくなることもあります。
■下痢や嘔吐などの症状がでる場合もあります。