病児保育室だより 令和3年10月
☆お願い☆
朝晩と昼間の寒暖の差が激しくなっています。ご利用される時には衣服の調整ができるよう長袖のTシャツや上に羽織ることができる服と午睡用ブランケットを持たせて下さい。
今月の病児保育室は手足口病やRSウイルス、風邪症状の子どもさんが多く来られています。
入室時に特に症状がひどくなくても、お預かりの間に体調が悪化し、検査が必要となることもありますので、通園・通学されている園や学校で流行している感染症がありましたら、事前にスタッフまでお知らせください。
さて今月は「子どもの肌とスキンケア」についてお伝えします。気温と共に湿度も下がってまいりました。子どもの肌もカサカサしてきてかゆみを訴える様子が見られます。朝やお風呂上りなどに保湿をしてかゆみや搔きむしりなどを予防していきましょう。スキンケアをすることはこどもの肌とお母さん・お父さんとの肌が触れ合う貴重な時間。お話しながらスキンケアをしてあげることで、親子の心身におけるコミュニケーションにもつながりますよ。
病児保育中にも保湿剤を塗布することが出来ますので、ご持参のうえ、お気軽に声をかけてください。
子どもの肌とスキンケア
①子どもの肌の特徴
子どもの肌は皮脂分泌にムラがあり、バリア機能が弱いために乾燥や刺激に影響を受けやすく、保湿力も弱いのです。そのため、「保湿」を補うスキンケアが大切になります。
②保湿剤の種類
保湿剤は性質ごとや季節ごとに使い分けるとよいでしょう。軟膏は秋から冬にかけて、ローションは春から秋にかけて使用するのが一般的です。クリームは一年中使いやすいです。
③塗り方
顔・・・おでこ、鼻、頬、顎と分けて塗ると保湿剤が広げやすくなります、目や口の周り、小鼻の脇、耳の後ろなどにもしっかり塗っていきます。
からだ・・・塗る面積が広い場合は保湿剤を点在させてから手の平で広げてあげるとよいでしょう。わきの下も忘れずに!
手・足・・・指と指の間や手首、足首にもしっかり塗ってあげて下さい。
※塗る時は刷り込まず、少し多いよ感じる程度の量をやさしく塗りましょう。軟膏は冬場、少し硬くなることもあるので手の平に出したら一度体温で温めてから使用すると塗りやすいです。